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 肥満の測定法

肥満の測定は脂肪の蓄積と関係します。

肥満は脂肪の蓄積

肥満にかかわる、おなかの脂肪には、「皮下脂肪」と、筋肉の内側の腹腔にある腸間膜に蓄積される「内臓脂肪」の2種類があります。ダイエットの際し、危険な脂肪はこの内臓脂肪といわれます。内臓脂肪は、その名の通り、肝臓や腸などの内臓の周りにつく脂肪のことです。内臓脂肪の蓄積は、様々な生活習慣病を招き、これらが併発することによって動脈硬化を引き起こしやすくするため、命に関わる大きな疾病に結びつくことがあります。これが今話題となっている「メタボリックシンドローム」です。ホルモンの関係で、女性よりも男性に蓄積しやすく、中高年になれば増加しやすい特徴があります。内臓脂肪が多いタイプの肥満の人は、糖尿病、高脂血症、高血圧などに陥りやすいことが多いのです。いずれにしても、日々の生活習慣を改善することにより、脂肪の過剰な蓄積を防ぐことができます。

BMI

「ボディ・マス・インデックス(BMI)」と呼ぶ指標は、日本肥満学会が肥満を計る基準としているものです。BMI数値 =(体重kg)÷(身長mの2乗)として計算されています。例えば170センチで70キロの人なら、70÷(1.7×1.7)=24.2となります。男女とも標準とされるBMIは22と云われており、一番健康的な基準になる値です。肥満学会の判定基準では、BMIが18.5〜25の間が「普通」。25〜30を「肥満」、さらに30以上を「危険肥満」とし、BMIが大きくなるほど循環器疾患などの割合が急激に増えているのが現状です。ただし、スポーツ選手などはBMIの数値が大きくても肥満ではなく、あくまでBMIによる標準体重は目安であることを認識しましょう。

体脂肪率

体脂肪率というのは、「自分の体重の何%が脂肪なのか」を示した値です。それは以下のような計算式になっています。肥満度(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)。体脂肪率は男性で15〜20%前後、女性で20〜25%が「適正」ですが、「肥満」は男性で25%以上、女性が30%以上です。一見太って見える人が適正と判断され、逆にスリムな人が実は骨や筋肉が少なくて体脂肪率が高かったり、と判断されることもあります。この数字もあくまで目安であることを認識して、ダイエットの傾向を知る際の参考にすると良いでしょう。自分の体脂肪率はぜひ知っておくほうが望ましいのです。